山形市にてユースフォーラムを開催しました

ユースフォーラム開催!

7/9,10の2日間、山形市にて開催したユースフォーラム。

国際協力に関わる学生団体を集め、お互いを客観的に評価することで支援の在り方を見直したり、交流にとどまらないネットワークの構築をねらいとしてに4月から企画してきました。

まずは、参加団体をご紹介します!

こちらは東京から来てくださった、国際協力団体 彩祭の代表池田さん。

カンボジアに年2回渡航し、衛生・体育・教育・調査の4つのプロジェクトを行っています。

明るい人柄で常に場を盛り上げてくれ、リーダーとしての振る舞いについて沢山のことを気づかせてくれました。

こちらは静岡から来てくださった静岡学生NGOあおいさん。

カンボジアの児童買春問題に取り組み、子どもの権利に関する啓発活動を現地で行い、児童買春を予防できる環境づくりを目指しています。

学年関係なく団体の今後、メンバーについて真剣に考える姿勢や力を入れている資金獲得について私たちも見習わなければならないなと思いました。

Skypeにて、ベトナム、ミャンマーで子どもたちの教育環境の改善向上を目指す、特定非営利活動法人JUNKOAssociationさんにも参加。

講師として、IVY理事の安達さん、阿部さん、山形大学人文学部准教授の今村先生にもお越しいただき、沢山のアドバイスをいただくことが出来ました。

 

SDGsを使って、自分が取り組みたいと思う目標、優先すべきだと思う目標を選ぶアクティビティ。

世界にある様々な問題や繋がりを知り、「直接解決に関わることは難しくても、自分が知って周りに教えることから始めればいいのではないか」と、いう声も。

 

「援助する前に考えよう(開発教育協会発行)」のワークショップでは、改めて国際協力について考え、援助する際のジレンマについて深く議論することが出来たようです。

また、IVYyouthの今までの歴史についてストーリー形式で振り返り。今まで知らなかったことを知ることが出来たり、過去の先輩たちの葛藤からこれから自分たちがどうプロジェクトを進むべきか学びました。

お悩みCafeと題したアクティビティでは、現地の人達との関わり方、団体としてのビジョンの立て方について話し合いました。これらはユースがずっと抱えてきた悩み。解決まではいかなくとも、他団体の方と共有し、意見をもらえたことでこれから自分たちが勉強しなければいけないこと、現地で調査しなければならないことが明確になりました。

最後は全員で、未来の自分へ手紙を書き、ポストへ投函するという形で決意表明。

「ユースの活動をもっと広めたい」「もっとユースと向き合い真剣に活動したい」など、今までお互い知らなかった思いを聞くことができ、涙あり笑いありの感動的な形でユースフォーラムを終えることが出来ました。

今回のユースフォーラム開催は、IVYyouthが2017年の春にスヴァイチュルン郡の全小学校へ算数ドリルを配布し終え、今後どのようにプロジェクト進めていくべきか悩んでいたことがきっかけでした。

私自身現地に渡航したことで、教育という支援の難しさ、カンボジアの抱える様々な問題を目の当たりにし、自分たちにできることは一体何なのだろうと悩み続けてきました。

しかし、当日やそれまでの議論の中で、IVYyouthの強みを知ることが出来ました。

様々な大学・学部の大学生が集まっていること、母体であるIVYの方から常にアドバイスをいただくことができる環境であること、先輩たちが繋いでくれた7年という歴史や経験があること、現地で出会った沢山の人々がいること、熱い思いを持ったメンバーがいること。

今まで当たり前だと思っていた環境を生かしながら、これからみんなで協力し活動していけたらいいなと思います^^

以上、IVYyouth3年ちーでした!